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(授業の概要・目的)
この授業では、日本語の歴史を研究するためにどのような資料がどのように用いられているかを分野ごとに概説します。前期では「文字・表記」と「音声・音韻」の分野を、後期では「文法」「語彙・文体」の分野を中心に扱います。
録音資料が残る以前の時代の言語の実態を知るためには、「文字資料(文献)」を用いることが中心的方法となりますが、この際、「どのような言語事象を探りたいか」ということと、「どのような資料を参照すべきか」に密接な関係があることに注意する必要があります。例えば、『源氏物語』は平安時代の「文法」や「語彙」を知るための中核的資料ですが、平安時代の「表記」や「音韻」を知るための資料としては使いにくいのですが、なぜそうなるのかは、資料それぞれの性質について学ぶことで理解できます。 資料の性質を知ることで、日本語の歴史はどのような方法によって明らかにされているかも知ることができます。 | ||||||||||||
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(到達目標)
(1)日本語史の研究において、時代ごと・分野ごとにどのような資料が用いられているかを知る。
(2)それらの資料がどのような性質を有しているかを理解する。 (3)それらの資料を用いて、日本語の歴史についてどのようなことがどのように研究されているかを理解する。 | ||||||||||||
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(授業計画と内容)
第1・2回:イントロダクション
第3~7回:文字・表記史の資料と方法 キーワード:奈良時代の漢字資料、平仮名資料と片仮名資料、平安時代以降の漢文資料、漢字仮名交じり資料 第8~14回:音韻史の資料と方法 キーワード:過去の音韻はどのように分かるか、音韻が探りやすい時代、母音/子音の変化、アクセント史資料 (期末試験) 第15回:フィードバック | ||||||||||||
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点)
期末試験:80%
平常点(授業コメントなど):20% | ||||||||||||
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
沖森卓也(編著)『日本語史概説』(朝倉書店、2010年)
その他、授業中に紹介する。 |
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(授業外学修(予習・復習)等)
(予習)
・事前配布された資料を通読し、先行回の内容との関連性を把握する、知らない用語の意味を調べるなどして授業を受ける準備を整える。 (復習) ・配付資料および授業ノートを読み返し、理解の不充分な部分を確認して、自学または授業後アンケートなどに反映させる。 ・授業中に指示する参考文献を読み、理解を深める。 | ||||||||||||
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(主要授業科目(学部・学科名))
文学部
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