1次元エッジ検出において、微分フィルタモデルを設定する為に使用する構造体です。
上記フィルタモデルをこの構造体で管理します。
各パラメータ値により、下図のような微分フィルタモデルを設定し、 それにより濃度微分値を取得します。
例えば、minus_foot=3, plus_foot=3, minus_len=1, plus_len=1 であれば、 注目画素における微分値
は下記式で求められます。
len はエッジのボケに有効なパラメータです。
検出ライン上のエッジのコントラストが出ていない場合にはこの値を大きくすることで ボケによる回答ずれの影響を軽減させる効果が得られ、より安定した計測が可能になります。
footはノイズ除去に有効なパラメータです。
検出ライン上に高周波のノイズが含まれるような場合には、この値を大きくすることで ノイズによる回答ずれの影響を軽減させる効果が得られ、より安定した計測が可能になります。
変数 | |
INT | minus_foot |
INT | minus_len |
INT | plus_foot |
INT | plus_len |
負側のfoot長さ
負側のlen長さ
正側のfoot長さ
正側のlen長さ